さよならバジル2021

事後報告になりますが、10月になるかならないかという頃、バジルを処分しました。
今年のバジルはこれでおしまいにしました。

もくじ

バジルの鉢を始末する

前回に引き続き、バジルの葉っぱがやたらと虫に喰われる、元気がない、葉が小さい
9月後半、バジルの葉っぱが、やけに虫に喰われているのが増えました。
それに葉も夏の頃の青々とした感じがしない。葉の成長が遅い。
まぁ、秋ですから仕方が無いといえば仕方ないのですが。
しかし葉っぱをよく見てみるとどの茎の葉も虫にやられている・・・。
これって、もう収穫は無理だなぁ~と判断。
どの鉢もそんな感じだったので、今年の分はもう処分しようと決めました。

まずは茎を鉢から抜いていきます。この作業の時はバジルから良い香りがして名残惜しくなりました。
次に出した土をふるいにかけて、鉢底石や、他にゴミなどがあったら選り分けます。
このとき、見つけてしまいました・・・。そう、「連中」をです。

鉢の始末・土をふるいにかける

用が済んだ鉢はどうすれば良いのか?
茎は抜いて燃えるゴミに出すとして、残った鉢や土はどうすればいいのか?
そういえば、種を蒔くときはそこまで考えていなかった!
で、園芸の先輩である母親に聞いてみました。
すると、土はふるいにかけ鉢底石や小石やらとを選り分ける。
ふるいにかけた土は買った時のビニール袋に戻して保管するとのこと。
幸い、土を買った時のビニール袋は残っていました。(単に捨て忘れ)
ズボラも時には役に立ちます。
土を触るときは手袋とマスクをした方がいいと、園芸先輩である母親からアドバイスをもらいました。
手袋は爪の間に土が入って後々大変だからと、マスクについては神経質かもしれませんが、土をふるいにかけるとき細かい土埃が出てくるからだそうです。
ここは先輩のアドバイスを素直に受け入れて、百均で売っている使い捨てビニール手袋を二重にはめ、顔にはマスクを着けていざ開始。

再び、コガネムシ

さて、鉢のなかの土をふるいにかけていると、なにやら丸い小さなモノが点々と出てきます。
大きさはBB弾位。色はクリーム色。まんまるです。
初めは、小石かな?粒型の肥料かな?と思ったのですが、どうも色が他の小石と違い、クリーム色なのでおかしい。割り箸でつついてみると弾力があります。柔らかい時点で石では無い事を確認。もうこれって!
(これって、前みたアレによく似ている・・・)
そう、コガネムシの卵です。以前、コガネムシの幼虫をバジルの丸鉢の中から発見した後、ネットでコガネムシ幼虫について調べた時に一緒に卵の画像も見ていました。それと似ています。
この時ふるいにかけていたのは以前幼虫を発見した丸鉢の方の土ではありません。別の鉢です。いつの間にかこちらの鉢もコガネムシに卵を産み付けられていたようです。
続々とでてきます。
どうりで葉っぱの成長が良くなかったわけだ・・・。
これ、ど~しよ・・・と、しばしうなだれること数分。放置して孵化したら・・・ねぇ・・・
気を取り直し、気合いをいれて見つけた卵を一粒ずつ取り出しました。(ひーっ)
今でもこの作業、我ながらよくやったもんだと思います。
その後、問題の丸鉢の方の土もふるいにかけると、コガネムシ幼虫を二匹発見!いましたね~。
これも割り箸でつまんで選り分け。
結局、コガネムシの卵と、その幼虫、その他謎の生物の卵も数個見つけました。
卵はかなりの数が出土しました。最初は数えていましたが、途中から分からなくなりました。まぁ、ざっと30~40個くらいです。
これらは別に用意していたプラスチックの容器にいれてよけておきました。
この時の様子は・・・なかなか壮観でしたよ・・・。

使い終わった鉢の置き場所はどうしよう?

全ての鉢をふるいにかけ終わるともうすっかり夕方。
お昼過ぎ頃から始めたので、なかなか時間がかかりましたね。卵よけ作業に手間が掛かった為でしょう。
床の掃除をしてこれで本当に完了です。土をふるいにかける作業をするとき、ビニールシートを敷いていたのですが、それでも結構床が汚れてしまいました。また雨の日にベランダ掃除をしなくては。
手を見ると二重にはめていた手袋の指先がボロボロ。
土が爪の中に入っちゃっています。やっぱりちゃんとした園芸用の手袋をした方がいいですね。
ふるいにかけた土、鉢底石はそれぞれ別のビニール袋に入れました。袋の口を縛りこれで終了。
空になった鉢やポットは軽く水で洗ってベランダの隅へ。
この時気がつきました。使い終わった鉢や土を仕舞う場所が無い事を。
隅に置いているとはいえ、使わなくなると途端に邪魔ですね・・・。

まぁ、それはこれからゆっくり考えるとして・・・これで今年のバジル栽培は終わりです。
バジル君達、楽しい時をありがとう!